気象観測システム EQROS

近年激甚化・頻発化する豪雨災害による被害を最小限に抑えるためには、危険度が高まっている状況をリアルタイムに把握することが重要です。
また災害に強い地域づくりを進めるためには、防災に関する情報の収集・分析が不可欠であり、IoTやクラウドなど最先端技術の活用が必要となります。
当社開発のEQROS(エクロス)は多種多様なセンサー類を用いて、急速に変化する気象状況を正確かつスピーディに監視・観測できます。

気象観測システム EQROS

近年激甚化・頻発化する豪雨災害による被害を最小限に抑えるためには、危険度が高まっている状況をリアルタイムに把握することが重要です。
また災害に強い地域づくりを進めるためには、防災に関する情報の収集・分析が不可欠であり、IoTやクラウドなど最先端技術の活用が必要となります。
当社開発のEQROS(エクロス)は多種多様なセンサー類を用いて、急速に変化する気象状況を正確かつスピーディに監視・観測できます。

 

IoT×クラウドで災害を予防予兆

EQROSは多種多様なセンサー類を用いてピンポイントに正確な気象情報を観測し、データを収集、クラウドへ送信します。
インターネット上でいつでも誰でも気象情報を確認でき、カメラ機能で現地状況をリアルタイムに確認することも可能。
雨量、水位、冠水が規定値を超えた場合などの異常時に、アラート通知をする機能もあり、災害の予防・予兆につなげることができます。

どこからでも、さまざまな気象データを確認

EQROSはシンプルな画面で構成されています。
パソコン、スマートフォンどちらからでもアクセスでき、最新の気象情報をリアルタイムで確認することができます。

雨量

水位

冠水

気温

カメラ

避難所の場所

役所の場所

選ばれる理由

気象データ一元化

雨雲レーダーや土砂災害警戒区域、洪水浸水想定区域、浸水継続時間などの防災情報を重ねて表示します。

ピンポイント観測

ピンポイントでの雨量(10分雨量・時間雨量・連続雨量)をWeb上で閲覧できます。水位や冠水情報も収集可能です。

過去データ出力・分析

過去データの検索やCSV出力による分析、ドライブレコーダーのようにイベント毎のデータを保存することも可能です。

カメラで現地状況確認

オプションのカメラ機能により5分毎の画像をWebサイト上に公開、現地状況をリアルタイムに確認可能です。

ソーラーシステム

ソーラーパネルとバッテリー搭載で無日照で最大3日間稼働。LPWA通信のSigfoxエリアの場合電池のみで動作します。

設置情報、方法選択

河川や用水路付近、ビルの屋上、防災無線の柱など、環境に応じて設置場所、設置方法を選択できます。

アラート通知

雨量の規定値を超えた場合、登録者に自動でメールが送信される仕組み。迅速な避難対策へ役立てられます。

情報公開

わかりやすいグラフ表示で雨量データを表示。住民に公開することで自助・共助の意識向上を促します。

活用シーン

EQROSはピンポイントのリアルタイムな状況把握が可能です。
自治体防災担当者だけでなく、住民にも情報を公開し、自助・共助の力を高める手助けとなります。

避難指示発令の判断材料に

避難情報の発令の細分化が求められる中、エリアをしぼったピンポイントの状況把握・判断にご活用いただけます。

迅速な状況把握に

リアルタイムに状況を把握できるため、道路の規制や通行止め、注意喚起等に即対応ができます。対応が後手に回ることを防ぎます。

消防団出動の動作指標に

観測データをもとに消防団の待機・招集・活動のための指標としてご活用いただけます。

導入事例

南島原市 さま

局地的豪雨の対策に必要なのはリアルタイムな雨量把握

課題
  • 市の面積が広く、天候がエリアごとに異なることがよくある
  • リアルタイムな雨量情報を収集できる「アメダス」は市内に1カ所しかない
  • 電源の確保が難しい山間地が多い
提案内容
  • 川の上流や土砂災害が懸念される地点などに雨量観測器を複数台設置
  • ソーラーパネルとバッテリーで稼働する物理的に設置しやすい仕様
  • 過去に土砂災害が発生した特に危険なエリアにはカメラも設置し厳重に監視
導入効果
  • より適切な避難対策の判断可能に!
  • 住民への情報周知可能に!
  • 今後の防災活動への活用へ

よくあるご質問

どのようなところに設置されるのでしょうか。設置されるお客さまはどのような方でしょうか?

九州を中心に民間、自治体、大学等多くの導入実績を誇り、特に自治体への導入実績が多く、豊富な知見とノウハウを持っています。例えば子供たちが通う小学校付近の雨量や水位、冠水等の状況をリアルタイムに把握でき、現地に行かずとも、パソコンやスマホから現地の状況を確認することができます。

システムを利用する際に必要なことは何でしょうか。クラウド画面は誰でも見ることができるのでしょうか?

クラウド画面の閲覧は、誰でも無料でご利用いただけます。一方、気象センサーを設置して情報取得される場合は、センサーの設置費用とクラウド利用料が必要です。センサーの費用は、取り付ける機材の種類や数、設置方法によって異なりますが、低コストでの設置が可能です。

IoTやクラウドに詳しくなくても利用できますでしょうか。また、オープンデータ連携も可能でしょうか?

専門知識がなくても、シンプルな画面UIで簡単に利用することができます。また、オープンデータとの連携も可能で、国や県が保有する各種オープンデータとの連携実績もあります。県保有の雨量や水位の情報をEQROSクラウドに連携し、画面地図上に表示することも可能です。

センサーはどのような場所に設置するのでしょうか。例えば、既設の防災行政無線の支柱への取り付けも可能でしょうか?

防災無線の支柱などに設置する事例もあります。また、基礎を作って設置したり、壁面に取り付けたりすることも可能です。お客様の要望に応じて、さまざまな設置方法をご提供しています。設置条件としては、LTE通信またはSigfox通信が可能な場所が必要ですが、電源引込工事などは不要です。

実際に測定中の雨量情報を確認できます

以下QRコードからスマホでの確認も可能です。

担当者からの声

導入後サポート・保守はすべてお任せ!

当社は、九州でも多くの自治体・企業へ導入支援を行ってきました。導入時支援だけでなく、実際に運用がスタートした後の定期メンテナンス、機能拡張提案も対応可能です。安定した運用のサポート・保守はすべて私たちにお任せください。

豊富なシステム拡張ノウハウ

当社ではこれまで導入いただいたお客さまの声に耳を傾け、より活用しやすいシステムとして改良を重ねてきました。年々増加する洪水や土砂災害を引き起こす大雨や短時間強雨等の異常気象に対し、公助だけでなく自助・共助につながる活用をご提案します。安全・安心なまちづくりのお手伝いをさせてください!

まずはお気軽にご相談ください